『焦りグセがなくなる本』を読んでみて

こんにちは。

ひろかめさんです。


今日は、

水島広子さん著書の『焦りグセがなくなる本』を読んでいます。


精神科医である水島広子さんが

そもそも何故焦るのか、

焦りとは何で、どこからそれが生まれてくるのかという根本的な心理の部分に視点を当て、

焦りだけでなく、様々な行動を根本から変えていける内容になっている。


焦りグセがなくなる本 (PHP文庫)

焦りグセがなくなる本 (PHP文庫)

『焦り』は何故生まれるのか
→「物理的な忙しさ」と「主観的に感じる忙しさ」➡️この差が『焦り』を生む

解決方法
➡️物事を実物大に見ること

本書の中では、『焦り』を『忙しさのメガネ👓』と例えています。
実際の忙しさを、落ち着いて捉えることができておらず、自分の想念で物事を捉えてしまっているため、本当にやるべきことが見えていない状態です。

主観的な考えは、どのようにしてできるのか。

①衝撃を受ける→人間の心身は、突然の衝撃を受けると、特徴的な反応をする=自己防衛反応。
本来は衝撃への回復とともに、手放すべきものだが、手放せていないと、緊張した警戒態勢で生きていることになる。
例えば、
自分ができていないことを、誰かに叱責される。
自己啓発本やセミナーで、このままではダメだ。と感じる。
親しい友人が何らかの資格を取ったなど。

そうすると、衝撃を受けた自分は、
「自分に何かが足りなかったからだ。」と捉えてしまう。
友人が資格を取ったが、
その資格が自分に本当に向いているのか、そこ資格を目指すことが、今の自分の生活に合っているのか。という冷静な検討をすることなく、「とにかく資格を!」と焦ってしまう。

一時は、そう思ったとしても、
冷静に自分の状況を踏まえて、落ち着いて考えることが大事なのです。

②不安になる
→まず、不安とはどういう感情なのか。
➡️人間が持つあらゆる感情には、自分を守る役割がある。ということを知ること。

不安は、安全が確保されていないということを教えてくれる感情である。

未来の不安や、もし~が起こったらどうしようという不安に対しては、割り切って考えること。
対策を立て、やるだけやったら、あとは天に任せる。
不安は誰にでも、どんな状況にでもあるものである。不安がない人なんていてないが、大事なのは、
それをどう捉えるか。
ということ。出来事に対する反応の選択が大切なのではないでしょうか。